任意代理
本人の信任に基づき、本人と代理人との間の授権行為によって成立する代理。
要するに、正しく成立した代理権は法定代理以外は任意代理になるのである。
法定代理
本人の意思とはかかわりなく,法律の定めによって代理権が与えられること。
例
未成年の親権者など…
本人の意思とは関係無しに法律の定めで代理権が与えられること。
代理
代理とは、本人以外の者が本人のために意思表示を行うことによって、その意思表示(法律行為)の効果が直接に本人に帰属する制度を言う(99条参照)。
例
郵便受け取り代わりにサインしてて、と言うのも代理である。
錯誤
内心的意志 (意真) と表示とが一致せず,そのことを表意者みずからが自覚していない場合の意思表示をいう。
法律行為の要素に錯誤があるときは無効である。
例
カタログで番号100番のバッグが欲しかったが、間違えて101番と記入してしまった。
これも意真とは違う意思表示をしている為、錯誤と言える。
心理保留
表意者が本心 (真意) でないことを知りながらなした意思表示をいいます。
簡単に言うと、嘘や上段のことです。
友人同士の会話で
「この車壊れたらあげるよ 笑」
のように冗談話をすることがありますよね?
これが心理保留です。
虚偽表示
相手方と通謀して外形上意思表示があったかのように仮装することをいう。
例
自分が持っている土地を友人と口裏を合わせて友人に売ったことにする
と言うのが虚偽表示である。
虚偽表示は真実の意思を伴っていないから無効であるが ,取引の安全を保護するため,善意の第三者に対してその無効を主張することができない 。