1日10分で受かる宅建

宅建試験に受かるには長時間の勉強が必要と思われがちですが、宅建試験の合格に必要なのは過去問の理解だけで十分です。

代理の成立

①本人のためにすることを示すこと

②代理人の法律行為が有効に存在すること
③代理権の範囲内にあること

 

Aが私の代わりに車買ってきてとBにお願いする。

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Bが承諾する。

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Bがお店でAの為に車を買いにきました、と伝える。

これは顕名という行為で代理の効果を本人に帰属させるのに不可欠な行為です。

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Aの為に車を買う。

 

代理が有効に成立していて、代理の範囲内の行為であればBの行為はAに帰属しAは車を手に入れることができます。

代理

代理とは、本人以外の者が本人のために意思表示を行うことによって、その意思表示(法律行為)の効果が直接に本人に帰属する制度を言う(99条参照)。

 

郵便受け取り代わりにサインしてて、と言うのも代理である。

錯誤

内心的意志 (意真) と表示とが一致せず,そのことを表意者みずからが自覚していない場合の意思表示をいう。

 

法律行為の要素に錯誤があるときは無効である。

 

カタログで番号100番のバッグが欲しかったが、間違えて101番と記入してしまった。

 

これも意真とは違う意思表示をしている為、錯誤と言える。

心理保留

表意者が本心 (真意) でないことを知りながらなした意思表示をいいます。

 

簡単に言うと、嘘や上段のことです。

 

友人同士の会話で

「この車壊れたらあげるよ 笑」

のように冗談話をすることがありますよね?

 

これが心理保留です。

虚偽表示


相手方と通謀して外形上意思表示があったかのように仮装することをいう。

 

自分が持っている土地を友人と口裏を合わせて友人に売ったことにする

 

と言うのが虚偽表示である。

 

虚偽表示は真実の意思を伴っていないから無効であるが ,取引の安全を保護するため,善意の第三者に対してその無効を主張することができない 。