2017-05-17から1日間の記事一覧
精神上の障害により判断能力が不十分であるとして、家庭裁判所から保佐開始の審判を受けた人。財産上の重要な法律行為について、保佐人の同意が必要となる。 ① 元本の領収または利用(1号)元本とは、使用の対価として収益を生じる財産をいう。預金や貸金、…
精神上の障害により判断能力を欠くとして、家庭裁判所から後見開始の審判を受けた人。 日用品の購入など日常生活上の判断は本人にゆだねられる。 すなわち日常品の購入等以外はほとんどの場合で取り消しが認められる。
詐欺による意思表示は、取り消すことができる(96条1項2項)。詐欺による意思表示の取消しの要件は、次のとおりである。 ① 欺罔行為が存在すること② 詐欺者に故意があること(二重の故意)③ 詐欺と意思表示の間に因果関係が存在すること ※欺罔とは 欺罔行…
強迫とは、暴行・監禁あるいは害を加える旨の告知、さらにこれらの行為の組合せによって人に恐怖を抱かせ、その行為を妨げることである。 強迫によって結ばれた契約は瑕疵があるものとされ取り消すことができる。
ある事実について知らないことを言う。
ある事実について知っていることをいう。