1日10分で受かる宅建

宅建試験に受かるには長時間の勉強が必要と思われがちですが、宅建試験の合格に必要なのは過去問の理解だけで十分です。

制限行為能力者

①未成年者

未成年者(みせいねんしゃ)は、まだ成年に達しない者のこと。

20歳未満の人をいいます。

 

被成年後見人 - 1日10分で受かる宅建

精神上の障害により判断能力を欠くとして、家庭裁判所から後見開始の審判を受けた人。

事理弁識能力が常に欠けている。

 

被保佐人

精神上の障害により判断能力が不十分であるとして、家庭裁判所から保佐開始の審判を受けた人。

事理事理弁識能力著しく不十分

 

④被補助人

精神上の障害により判断能力が不十分であるとして、家庭裁判所から補助開始の審判を受けた人。

事理弁識能力が不十分

 

制限行為能力

行為能力を制限された者のことを制限行為能力者という。 具体的には、未成年者、成年被後見人被保佐人民法第17条第1項の審判(同意権付与の審判)を受けた被補助人を指します。

 

行為能力とは?

行為能力とは、契約などの法律行為を独立して有効に行うことができる能力です。

(民法) 意思表示

Aは、その所有する甲土地を譲渡する意思がないのに、Bと通謀して、Aを売主、Bを買主とする甲土地の仮装の売買契約を締結した。この場合に関する次の記述のうち、民法判例によれば誤っているものはどれか。なお、この問題において「善意」又は「悪意」とは、虚偽表示の事実について善意又は悪意とする。

1 善意のCがBから甲土地を買い受けた場合、Cがいまだ登記を備えていなくても、AはAB間の売買契約の無効をCに主張することができない。

2 善意のCが、Bとの間で、Bが甲土地上に建てた乙建物の賃貸借契約(貸主B、借主C)を締結した場合、AはAB間の売買契約の無効をCに主張することができない。

3 Bの債権者である善意のCが、甲土地を差し押さえた場合、AはAB間の売買契約の無効をCに主張することができない。

4 甲土地がBから悪意のCへ、Cから善意のDへと譲渡された場合、AはAB間の売買契約の無効をDに主張することができない。